「オレの行ってる塾のテスト。
偏差値、バリ上がってるし」


「え。
すご……」


そこには、あたしがみたことない偏差値がズラッと並んでいた。


「だから、余計……。
そんな女を手放すハズがねーだろ?」


そう言って蒼空くんは……。


今までで一番、甘いキスをした。


「これからは、離れんなよ」


「ん……」