きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「今日は、昨日おとといと違って、一般客も入れるから忙しいだよ。
なんで!? とか言ってる暇があったら、さっさと働け!!
ほら、コレ、3番テーブル!!」


「…………」


仕切りの向こう側、お客様に見えない裏スペースで、圭輔はあたしの耳を引っ張り、迫力満点の低い声を流し込む。


……って。


なんで圭輔、こんなに張り切っちゃってるんだろう。


無愛想なクセに、実はなんにでも熱い男だよなぁ、圭輔って。


こんなに頑張らなくてもいいのに~。


珍しい人!!