そんなことを悶々と……。


咲希ちゃんが帰った後も、あたしは校門の横で考え続けた。


あたし、蒼空くんの気持ちが知りたいよ。


あたしのこと、本当に好きだったのか。


それとも、咲希ちゃんが言うように、ただの遊びだったのか。


ねぇ、蒼空くん。


それすらも……。


あたしに、教えてくれないの?