きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

それから数十分、圭輔はあたしのグチや泣き言につきあってくれたけど……。


小さい頃から野球をやってて、基本明るく体育会系の圭輔は、さすがにあたしの泣き言に耐えられなくなったらしく……。


「ウゼェ。
俺、もう無理」


あたしからプイッと顔をそらし……。


「莉子、おまえ。
キノコが生えるまで、そこで泣いてろ!!」


不機嫌さ全開の捨てゼリフと共に、あたしの前から姿を消した。