きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「……ったく。
大げさなヤツ」


わざと大きなため息をついて、ベッドで横になるあたしのお腹の上に、ドスンと勢いよくあたしのカバンを落とす圭輔。


「おまえが頑張っても無理なら、最終的には俺が話つけてやるから」


そんなことを言われても、すぐに元気になるわけじゃない。


「そんなの……。
圭輔だって、無理に決まってるよぉ。
蒼空くんが、圭輔の話なんか聞くわけないじゃん……」


ドロドロと……暗すぎる泣き声で話すあたし。