きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

それに、ね。


その前に、ね。


あたし……。


絶対、絶対!!


あなたに、当たってませんから――っ!!


そう大声で主張したくても、肩を押さえつけられた手の力強さに恐れをなして、全く声の出せないあたし。


そんなあたしに向かって、その人は……。


ニヤリと、無精ひげにまみれた口端をあげた。