「…………」


「だから、話せ。
その中坊と、なにがあったのか。
どうせ授業サボったんだから、今、ここで。
とことん話を聞いてやるよ」


「……圭輔……」


「で、俺が。
ソイツとのことは、必ず解決してやる。
おまえとの友情にかけて」


そう言って圭輔は、バシンとあたしの背中を叩いた。


「シケた面してんじゃねーよ。
それでもおまえ、俺の親友か?
知り合い程度に、格下げするぞ?」