普段は無愛想で口が悪くて。
それなのに……。
「なんだって、叶えてやるよ。
おまえのためなら」
心のあつい、すごくいいヤツ。
「感謝しろ?
おまえの幼なじみ様が、これからも友達でいてやるって言ってんだぞ?」
片方の口端をキュッと上げて、それからニヤッと意地悪そうに笑う。
「でも、奪ってほしくなったら、いつでも言えよ。
そしたら、いつでも。
友達から恋人に昇格させてやる」
それなのに……。
「なんだって、叶えてやるよ。
おまえのためなら」
心のあつい、すごくいいヤツ。
「感謝しろ?
おまえの幼なじみ様が、これからも友達でいてやるって言ってんだぞ?」
片方の口端をキュッと上げて、それからニヤッと意地悪そうに笑う。
「でも、奪ってほしくなったら、いつでも言えよ。
そしたら、いつでも。
友達から恋人に昇格させてやる」

