きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「けっこう寒くなってきたし、な。
気づかなくて、悪かったよ。
ほら、早く行くぞ?」


蒼空くんは、グイン……と力強くあたしの腕を引っ張った。


その力が想像以上に強くて、あたしは立ち上がると同時に、ちょっとふらついた。


「んだよ、莉子。
足にまでキテんじゃん」


……って。


「違う、違う、違うぅぅぅ――っ!!」


あたしは蒼空くんの腕を振り払って、そのまま腕をぶんぶん勢いよく振り回した。