きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

大丈夫……なのかな?


心配になって、覆った両手の隙間から、チラリと様子を窺うと……。


すでにあたしの上から身を起こしていたらしい蒼空くんが、立ち上がるのが見えた。


「んだよ、そんなの、冷蔵庫に入ってるだろ?
つーか、兄貴。
ノックしろよ。
いつも言ってんだろ」


蒼空くんは、ムクれたような声を出し、それからあたしに視線を投げた。


「悪い、莉子。
ちょっと待ってて。
冷えピタ探して、なかったら、オレ、買ってくるから」