きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

それに……。


この前は、冗談みたいだったのに……。


まだ全然……幼なじみに引き返せる距離のキスだったのに……。


今日は……。


今日の圭輔は……。


「あのさ。俺、マジで行かせたくねぇんだけど」


こんなセリフを真顔で落とし、あたしの体をふわりと優しく抱きしめた。


「男が欲しいんなら、莉子、俺と付き合えよ」