きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

そんな言葉とともに、圭輔はあたしの顔を真正面に向けた。


「……っ。な、に……」


あたしはきょときょと目を動かした。


そんなあたしの頬から手を離し、あたしを囲うように両手を壁について……


圭輔は大きな体を屈め、あたしの瞳をのぞきこんだ。


「さっきの電話、中坊から?」


「そ……そんなの。け……圭輔に関係ないじゃん」