『や~だね。オレの部屋に来てからの、お楽しみ~♪』


いたずらっ子みたいに、ケタケタッと無邪気に笑った。


「お……お楽しみって……」


何!?


これじゃあ完全に……蒼空くんのペースだよ。


あたしが、年上の威厳と色気で、蒼空くんを悩殺する予定じゃなかったっけ?


それなのに……。