きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

それを蒼空くん、こんな風にあたしのことをからかってるんだ。


教室を出たところの壁にペトッと張り付いて、深呼吸を繰り返すあたし。


『んー? だから、それは、内緒だってば』


可愛く揺れる蒼空くんの声にも、ドキドキする。


「えっ……。な……内緒って……。やだ……。お……教えて?」


このドキドキに耐えられなくなって、あたしはスマホを握りしめて、蒼空くんに頼んだ。


すると、蒼空くんは……。