ふしゅーっと音をたてる勢いで照れるあたしに、蒼空くんはクスッと笑う。
『それとも、莉子。やめとく? 今日、オレの部屋に来るの』
「……え? なんで?」
そう聞いたあたしの耳に、蒼空くんは、少しキケンな香りのする言葉を流し込んだ。
『オレだって、男だし?』
「へ?」
『さっき莉子が妄想したみたいなこと……。十分、してあげられるよ?』
「えっ!? ……って、あたし。何て言ったの?」
『それとも、莉子。やめとく? 今日、オレの部屋に来るの』
「……え? なんで?」
そう聞いたあたしの耳に、蒼空くんは、少しキケンな香りのする言葉を流し込んだ。
『オレだって、男だし?』
「へ?」
『さっき莉子が妄想したみたいなこと……。十分、してあげられるよ?』
「えっ!? ……って、あたし。何て言ったの?」

