蒼空くんからということもあって、にやつく口元が止められない。
あたしとは対照的に、ムッとした顔をあたしに向ける圭輔。
その圭輔に、『ごめん』と片手で手刀を切って、あたしはふたりにくるりと背中を向けた。
あとは、さ。圭輔。
あんたが丸く治めといてよ~。
やっぱ、ドロ舟からは、さっさと逃げ出すのが一番っ!!
あたしにはやっぱり、幼なじみよりも、女友達よりも……。
蒼空くんだぁぁぁあああ!!
あたしとは対照的に、ムッとした顔をあたしに向ける圭輔。
その圭輔に、『ごめん』と片手で手刀を切って、あたしはふたりにくるりと背中を向けた。
あとは、さ。圭輔。
あんたが丸く治めといてよ~。
やっぱ、ドロ舟からは、さっさと逃げ出すのが一番っ!!
あたしにはやっぱり、幼なじみよりも、女友達よりも……。
蒼空くんだぁぁぁあああ!!

