きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

――ブーブーブー……。


机の上に出していたスマホがぶるぶる震えた。


きゃ――っ!! 神の助け――っ!!


あたしは、残り少なくなった超特大スペシャルおにぎりを放り出して、スマホに飛びついた。


すると画面に踊る文字と写真は、あたしの天使、可愛い蒼空くん!!


いやっほぉぉぉ――っ!!


奇声を発する勢いで喜んで、あたしは満面の笑顔で席を立った。


「ごめんね、電話っ♪」