そんなあたしの両手を握りしめて、花巻さんはにこっと笑った。


「だって、それに、あたし達。もうお友達なんですから。一緒にいて当然じゃないですか?」


「……ん……うん……。そうだね……。……ん!?」


……って、そうかぁ?


どうして、話が、そこに飛ぶ!?


なんだか腑に落ちず、口をむぐむぐ動かしていると、花巻さんはあたしの両手を、さらにぎゅっと強く握り締めた。


「じゃあ、約束ですよ? 明日から、3人で一緒にごはん食べるって♪」