きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

オレンジジュースをストローでちゅーちゅー吸いながら、ほんの少し小首を傾げる。


なんか……。今まで……。


周りに女の子がいないイメージだったんだよなぁ……。


不思議……。


足をぱたぱた動かして、少し冷たい風が心地いい、スッキリ晴れた空を見上げていると……。


「あの……。じゃあ……」


花巻さんが、ふわふわの髪の毛を揺らしながら、あたしの顔をのぞきこんだ。


「ルミが……」


「ん?」