きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「いや……。大人気なんじゃなくて!! めちゃくちゃ困ってるんだって!!」


もごもご口を動かしながら、パック入りのオレンジジュースのストローもくわえる。


「ねぇ……。どうしたらいいと思う?」


リスのように頬を膨らませ、視線を花巻さんに向ける。


すると花巻さんは……。


「そうですねぇ……」


と、あごに手をあてて、小首を傾げた。