きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

に……に……逃がさないっ!!


追いかけるっ!!


それがたとえ、地獄の底でも――っ!!


キィ! と目を吊り上げて、バン! と机に手をついて立ち上がった時……。


――コンコンコン……。


控えめなノックの音がした。


「……はい」


ドアの前まで数歩で歩いていた碓氷先生が、ドアを開ける。


「あっ……。碓氷先生。1-C分のプリント持ってきました」


高めの可愛い声が、先生の体の向こうから聞こえた。