きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「ヤベ。んな飛び上がり方、マンガ以外で初めて見た」


ななな……、バカにしてるの?


唇を噛みしめて、むぅぅっと蒼空くんを睨む。


すると蒼空くんは、あたしの顔をわざと下からのぞきこんで、意地悪そうに口を尖らせた。


「莉子、寒いの?」


「…………」


くっ……、蒼空くん。
なに言ってるの!