きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「はぁ? 責任って……。つーか、どうやって?」


圭輔にガシッと掴まれている状況で、下から圭輔の顔を見上げると……。


「んなこと、決まってんだろ。テレビ局まで行って、みゆちゃんに土下座」


圭輔は、空いている右手親指を、下に向けた。


「その後、俺がみゆちゃんをなぐさめて……。お持ち帰り?」


その状態のまま、圭輔はクスッと笑みを浮かべた。


「うっわぁ!! 圭輔、最低っ!!」


そう叫んだ勢いのまま、圭輔の腕の中から逃げ出した。