きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「いや――っ!!
捨てないで! 忘れないでっ!!」


「どうしよっかな。
だって、莉子、バカだもん」


「……ぐっ……」


「そんなに信じられない?
オレが莉子の隣にいること」


目の前の男の子……碓氷蒼空(うすい そら)くんは、あたしの頬にぴたっとアイスのカップをくっつけた。


「んじゃ、信じさせてあげようか?」