「いや――っ!!
捨てないで! 忘れないでっ!!」
「どうしよっかな。
だって、莉子、バカだもん」
「……ぐっ……」
「そんなに信じられない?
オレが莉子の隣にいること」
目の前の男の子……碓氷蒼空(うすい そら)くんは、あたしの頬にぴたっとアイスのカップをくっつけた。
「んじゃ、信じさせてあげようか?」
捨てないで! 忘れないでっ!!」
「どうしよっかな。
だって、莉子、バカだもん」
「……ぐっ……」
「そんなに信じられない?
オレが莉子の隣にいること」
目の前の男の子……碓氷蒼空(うすい そら)くんは、あたしの頬にぴたっとアイスのカップをくっつけた。
「んじゃ、信じさせてあげようか?」

