きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】

「でも、オレのこと。
“彼氏”って忘れてるような女に、食べさせてもらうのもなぁ」


コンビニの袋からカップアイスを取り出して、目の前の男の子は生意気そうにニヤリと笑った。


「オレも忘れちゃおうかなぁ?
莉子のこと」


「いや――っ!!
待って! 蒼空くん!!」


あたしは目の前の男の子にもう一度抱きついた。