完全に魅了された私は立ち尽くしていた。

ただ彼の歌声が、私を優しく温かくしてくれた。

それと同時に今まで辛い思いが溢れ出すように悲しさに見舞われた。



気付けば彼は片付けを始めていた。

片付けを終えた彼は、私を見て微笑んでいたんだ。

どうすれば彼のように素直に笑えるのか、私にはわからなかった。