「もうその女は意識がねえ。殺してしまったらどうだ?腹もへった」
ケルベロスの言葉を受け、サーベルタイガーが少し後ろへ跳ぶ。
そして口に熱をともした。
「最後は丸焼きにしてやろう」
サーベルタイガーが大きく息を吸うと、ガアッと巨大な炎が吹き出された。
その高熱の炎は岩をも溶かす。
炎が止むと、そこには全て溶かし尽くされてしまったのか、セレナの体もなかった。
「いけねえ、あまりにも興奮しすぎて熱量を上げすぎちまった」
「違う!」
ケルベロスがやや離れた場所を指し示すと、そこには力なく倒れ込むセレナの姿。
そしてもう一魔。
「なんだテメエは?おれの玩具を返しやがれ!」
サーベルタイガーが突進して牙を突き立てる。
バキィ!
「あがっ!お、俺の、牙が!!」
その魔族は魔力をまとった手刀で牙を薙(な)いだだけである。
サーベルタイガーの自慢の牙が二本とも折られたのだ。
「さっきその女が言ってた、ジードというヤツだな?」
その攻防を観察していたケルベロスが言った通り、セレナを救い、サーベルタイガーの牙を折ったのはジードであった。
ケルベロスの言葉を受け、サーベルタイガーが少し後ろへ跳ぶ。
そして口に熱をともした。
「最後は丸焼きにしてやろう」
サーベルタイガーが大きく息を吸うと、ガアッと巨大な炎が吹き出された。
その高熱の炎は岩をも溶かす。
炎が止むと、そこには全て溶かし尽くされてしまったのか、セレナの体もなかった。
「いけねえ、あまりにも興奮しすぎて熱量を上げすぎちまった」
「違う!」
ケルベロスがやや離れた場所を指し示すと、そこには力なく倒れ込むセレナの姿。
そしてもう一魔。
「なんだテメエは?おれの玩具を返しやがれ!」
サーベルタイガーが突進して牙を突き立てる。
バキィ!
「あがっ!お、俺の、牙が!!」
その魔族は魔力をまとった手刀で牙を薙(な)いだだけである。
サーベルタイガーの自慢の牙が二本とも折られたのだ。
「さっきその女が言ってた、ジードというヤツだな?」
その攻防を観察していたケルベロスが言った通り、セレナを救い、サーベルタイガーの牙を折ったのはジードであった。

