「……とても静か。ここは、天国?ユンク?ユンクは!?」
マーシュは起き上がり、ユンクを探した。
するとユンクはマーシュの体の下で丸くなっていた。
「ユンク、あなたも一緒に……」
「何言ってるのお母さん!」
ユンクがバッと起き上がり、目の前を指差す。
マーシュはその方向を見て愕然とする。
「ここは、天国じゃなかったのね……」
マーシュのいる場所は先程と変わっていなかった。
変わっていたのは魔族が一魔、探し求めた魔族が一魔、自分達を守るためにそこにいた事だ。
「そこを動くなよ、マーシュ、ユンク」
「ジード様!」
「ジード兄ちゃん!」
「親父も、きっとこうしたよな……」
ジードはダイフォンの進行を止めていた。
それだけではない。
現在オンタナは、ダイフォンの影響を全く受けていないのだ。
静まり返った街を、オンタナ市民のざわめきが埋め尽くす。
全てのオンタナ市民は見ていた。
空中に写し出されている無数のスクリーンを。
十八師団が束になっても止められなかったダイフォンを、たった一魔の魔族が防いでいるその勇姿を。
「……うう……、ダイフォンは……え?あれは、昨日ドラガンを倒した少年!?」
意識を取り戻したバンジュウは、まずジードの姿を視認する。
その後、先程はまだ遠くにあったダイフォンが目の前で止まっている驚異の光景を目にする。
「いかん!私も加勢を!」
「余計な事はするな!」
加勢をしようとしたバンジュウを、ジードが止める。
マーシュは起き上がり、ユンクを探した。
するとユンクはマーシュの体の下で丸くなっていた。
「ユンク、あなたも一緒に……」
「何言ってるのお母さん!」
ユンクがバッと起き上がり、目の前を指差す。
マーシュはその方向を見て愕然とする。
「ここは、天国じゃなかったのね……」
マーシュのいる場所は先程と変わっていなかった。
変わっていたのは魔族が一魔、探し求めた魔族が一魔、自分達を守るためにそこにいた事だ。
「そこを動くなよ、マーシュ、ユンク」
「ジード様!」
「ジード兄ちゃん!」
「親父も、きっとこうしたよな……」
ジードはダイフォンの進行を止めていた。
それだけではない。
現在オンタナは、ダイフォンの影響を全く受けていないのだ。
静まり返った街を、オンタナ市民のざわめきが埋め尽くす。
全てのオンタナ市民は見ていた。
空中に写し出されている無数のスクリーンを。
十八師団が束になっても止められなかったダイフォンを、たった一魔の魔族が防いでいるその勇姿を。
「……うう……、ダイフォンは……え?あれは、昨日ドラガンを倒した少年!?」
意識を取り戻したバンジュウは、まずジードの姿を視認する。
その後、先程はまだ遠くにあったダイフォンが目の前で止まっている驚異の光景を目にする。
「いかん!私も加勢を!」
「余計な事はするな!」
加勢をしようとしたバンジュウを、ジードが止める。

