「ふうん、そうなんだ……。ダイフォンはいつ来るの?」
「予定では、明日の正午あたりと」
このとき、ジードはこう思った。
ダイフォンが、予想よりも遥かに大きなものであればいい、と。
そうすればこのオンタナごと、多くのアバル国軍を消し去れるではないか、と。
「むしろ、俺の風の魔法をプラスすれば……」
このときのジードには、アバルに対する憎悪の念が浮かび上がっていた。
ジードグループの仲間を殺された怒りが消えているはずがなかったのだ。
「お兄ちゃん?なんか怖い顔してる……。お腹空いてるんだね!ウチでご飯食べていきなよ!」
「いや、大丈夫だ。世話になるわけにはいかない」
「ええ、いいじゃんかあ!」
「こ、こらユンク!お兄ちゃん急いでるのよ!ねえ……、あ……」
親子を無視して、ジードは既にそこから離れた場所にいた。
これ以上関わってはいけない。
アバルに対する非情な心を絶やしてはいけない。
そんな感情がジードの心に渦巻く。
そのときだった。
「きゃあ!……ユンク!ユンク!」
「予定では、明日の正午あたりと」
このとき、ジードはこう思った。
ダイフォンが、予想よりも遥かに大きなものであればいい、と。
そうすればこのオンタナごと、多くのアバル国軍を消し去れるではないか、と。
「むしろ、俺の風の魔法をプラスすれば……」
このときのジードには、アバルに対する憎悪の念が浮かび上がっていた。
ジードグループの仲間を殺された怒りが消えているはずがなかったのだ。
「お兄ちゃん?なんか怖い顔してる……。お腹空いてるんだね!ウチでご飯食べていきなよ!」
「いや、大丈夫だ。世話になるわけにはいかない」
「ええ、いいじゃんかあ!」
「こ、こらユンク!お兄ちゃん急いでるのよ!ねえ……、あ……」
親子を無視して、ジードは既にそこから離れた場所にいた。
これ以上関わってはいけない。
アバルに対する非情な心を絶やしてはいけない。
そんな感情がジードの心に渦巻く。
そのときだった。
「きゃあ!……ユンク!ユンク!」

