「モルキの魔法領域から外れたか。グレオ!生きてるか!?」
「……ゴボッ!ガハッ!……ニ、ニコ?なんでお前が?」
「ウチのボスが、仲間を見捨てちゃおけねえってよ。お前ここで休んでろよ!」
ニコは早足で再び戦場へと駆けていった。
「仲間だと?ジード……。くそっ!恐怖で体が動かねえ……。くそっ!!」
ゴブリンエリアではジードが距離をとり、二魔は静かに対峙していた。
「小僧よ、威勢は良いが、全く当たらんのう」
ジードの猛攻は、モルキにかする事さえ出来ていなかったのである。
しかしジードはそれでも攻撃の意志を少しも弱めようとはしない。
ジードには今、恐怖心はない。
あるのは仲間を殺された怒り。
「お前は少し黙ってろ……。うおおぉぉぉ!!!」
「……ゴボッ!ガハッ!……ニ、ニコ?なんでお前が?」
「ウチのボスが、仲間を見捨てちゃおけねえってよ。お前ここで休んでろよ!」
ニコは早足で再び戦場へと駆けていった。
「仲間だと?ジード……。くそっ!恐怖で体が動かねえ……。くそっ!!」
ゴブリンエリアではジードが距離をとり、二魔は静かに対峙していた。
「小僧よ、威勢は良いが、全く当たらんのう」
ジードの猛攻は、モルキにかする事さえ出来ていなかったのである。
しかしジードはそれでも攻撃の意志を少しも弱めようとはしない。
ジードには今、恐怖心はない。
あるのは仲間を殺された怒り。
「お前は少し黙ってろ……。うおおぉぉぉ!!!」

