嘘偽りの愛しい体温



「…お前」


「…っ……はぁ…」




言葉にならない様な痛み。ズキズキとじんじんと痛いのか熱いのか良くわからない痛み



男は私が初めてだと気付いたのか、私をじっと見下ろし一言呟いた



私は答える余裕等全くなく、次から次に出る吐息を小さく吐き出す



どうしよう…



初体験だって事、完全にバレちゃった…




「…何故言わなかった」


「…だ、だって……言ったら…して…くれなさそうだったから…」




男は何を思ってるのか、暫しの沈黙が続いた。