嘘偽りの愛しい体温



私は背伸びし爪先立ちで男性の顔へと自分の顔を近付ける



男性は全く動じる事無く、寧ろ私をじっと見つめたまま動こうとしない



ちょっと待って…



凄くキスしにくいんですけど…




「あ、あの…」


「キスでもするつもりか?」


「えっ!どうしてわかったの!?な、何で?」


「わかりやすいからな、お前」




その男性は口端を吊り上げ不適に、それも私を見て楽しんでるかの様な笑みを浮かべている。