「私、彼以外の人を好きになる自信ないんです。だから…ごめんなさい」 「…そっか………わかった。俺の方こそ縋ったりしてごめんな」 「いえ、いいんです」 「家まで送るよ。帰ろうか」 その後は新藤さんに家まで送って貰い新藤さんの車を見送った マンションのロビーへ入ろうとした時、背後に人がいるのを感じ振り返るとそこには 誕生日の日、蓮也と一緒にブランド店にいた女性が立っていた。