嘘偽りの愛しい体温



鍵を無理矢理壊され屋上へと出ると、前へと向かって歩いて行く


待って…何処行くの…?


それ以上行ったら……―――




『鉄柵を越えろ』


「…え」


『早くしろ。死にたいのか?』




覆面男は余程苛々してるのか銃口をまた私へと向ける


ちょっと待って…


この鉄柵越えたら…もう何もなくなっちゃう…


もし…バランス崩したりでもしたら…


下へ落ちちゃうぐらい…


もう…地面が…無い…。