嘘偽りの愛しい体温



エレベーターの中で覆面男と二人っきり…


銃口を突き付けられたままエレベーターはどんどん上昇して行く


やだ…誰か…気付いて…




『こっちだ』




最上階へ着くと、覆面男は私の腕を取り引っ張る様にし非常階段方面へと向かう


その際に8階の飲食店街を歩く客が異変に気付き小さく悲鳴を上げる


覆面男は気にも留めず非常階段を更に上がると屋上へと繋がるドアを開け様とドアノブを握った。