さっきまで隣にいたよね? もう、龍斗はあたしを置いてくんだから。 いつか、龍斗の隣にはあたしじゃない人がいるんだよね。 だって龍斗にとって私は、彼女じゃなくて幼なじみだもん。 それに、龍斗には恋とか勉強とかよりもっと大切なサッカーがあるもん。 告白なんかして龍斗の小さい頃からのプロになる夢を邪魔しちゃダメだもん。