《♪~♬~》

ん?
電話。
あたしは誰もいない石川の部屋でここで殺ったことを思い出し終えた時だった。

「しもしも」
「…あっ、河野?」
「うん。」
「俺、高橋。」
「駿さ、ドナーになったって」
「ドナー…?」
「そう、臓器を売るみたいな。」
「…それをなんであたしに?」
「駿にさ口止めされてたことなんだけど」
そう言って高橋は話し出した。







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