少し無理しすぎたかな…
そんな事を考えながら暗くなった部屋で瞼を開けるハルウ。
横には疲れたのか深い眠りにつきすやすやと寝ている海音の姿。
まったく海音の事になると抑えが利かなくなる―…
髪に指を通せばさらりと零れ落ちる髪に覆われていた顔は露になる。
この顔だけは僕の特権かな
あどけなく安心しきったその寝顔にふとそんな事を考え笑みが零れる。
まったく僕がこんなに溺れるなんてな…
前にノエルに言われた言葉を思いだし苦笑いをすると視線を海音に戻す。
優しさの裏の冷たさ――…
海音に出会うまでの自分の言われようを思いだし海音の影響力を思い知る。

