「ロイス達から話は聞いているよ。随分海音さんを気に入った様子でな、珍しい事だよ」
そう言って思い出したように再度微笑むハクトにつられ海音も微笑む。
「ハルウは何も言わないからな…まったく困った奴だよ」
「話をすれば海音に会いに行くでしょう」
「おいおい、父親にまで嫉妬するなよ」
男の嫉妬は見苦しいぞ?と続けて言われればハルウは布団に顔を埋めてしまう。
「まあ大した事ではなくて良かったよ。私はもう戻るとしよう…頑張りすぎてあまり海音さんを心配させるなよ?」
そう言うと海音にじゃあ、と言い部屋を後にしたハクト。

