「あっ、ハルウ?私これからロイス様とお食事の時間なの…あと今度サロンに行ってもいい…?」
その言葉にハルウは一瞬眉間に皺を寄せるが楽しそうな海音の顔を見て溜息をついてから頷く。
「本当っ?!ありがとうハルウッ」
そう言ってハルウに抱きつくがすぐにパッと離れて恥ずかしそうに俯く海音。
大胆な海音の行動に一瞬目を見開くが次の瞬間には妖しく口端を上げたハルウに気付いたのかエリックは呆れた様子で溜息を吐く。
「…きゃッ!!」
俯いていた海音をハルウは抱き締めると次は唇にキスを落とすが海音は更に頬を赤く染め俯いてしまう。

