「…やけに機嫌が悪いですね」
一方その頃、執務室ではエリックが少し苦笑いをしながらハルウに話しかける。
「…別に悪くはない」
ハルウの返答に苦笑いは消え呆れたような
表情になり重く溜息を吐くエリック。
「まったく海音様がきてからだ…」
「海音は関係ないだろ?」
ハルウはそう言うもののエリックが見る限りではハルウは海音と良い事があればその日中すこぶる機嫌が良く何かあれば一日中何かを悩んでいたりする。
(…まったく次は何があったんだか…)
自分の主でもある人物の性格にまたもや溜息を吐いた時。
「…ミロク」
思わぬ来客に一瞬だが僅かに目を見開くエリック。

