「ルドベギア王国の王子様!!」
「あっ知ってた?」
バレちゃってたんだ、と続けて言うミロクは悪戯っ子のような笑みを溢す。
ハルウと幼馴染みと言うから大人びたエリックのような人を想像していた海音は少し驚いたが親しみやすさを感じつられて笑みを溢した。
「そう言えばミロク様は何故ここに?」
一緒に紅茶を啜りながら尋ねれば眉を少し寄せるミロク。
「やめてよ、ミロクって呼んでよ」
駄々をこねるような言い方のミロクに思わずふふっ、と笑みを溢す海音。
「じゃあミロクね?」
そう言えば満足気に頷くミロクについ可笑しくて海音とクレハは笑いだしてしまうと一人訝しげな表情のミロク。

