「――――…て言う事があって…」
さっき見たばかりの夢の事を話して袖を捲り上げクレハに腕を見せる。
「月の紋章…」
クレハもこれには驚いたのか黙りこくる。
「…クレハ」
「海音様…私はいつまでも味方です!!」
逸早く海音の心情を察したのかぐっ、と海音の手を握りしめる。
「…よかった」
心から安心したのか海音の表情はいつもの
ように明るさを取り戻す。
(…それにしても…どうして夜月族が…)
「あのね…クレハ夜月族の事教えてほしいんだけど…平気かな?」
その言葉に一旦考えるを止めると海音の言葉にしっかりと頷いた。

