「…これは…夜月の紋章…」
夜月とは天界と魔界の契約者と言われる
種族―…夜月(ヤヅキ)族。
未だその種族は謎に包まれていて夜月の者を深く知る者はいないと言われている。
「…夜月?」
ハルウの言葉に海音は落ち着いてきたのか
まだ少し声は震えているもののハルウに問う。
「…夜月族と言う種族の紋章なんだが…あまり夜月族は知られていなく謎なんだ…」
「…そうなの…仕方ないわ!!ね?」
少し暗くなった雰囲気を壊すように明るく振る舞う海音にハルウも笑みを溢す。
そして再度強く海音を抱き締めると一人
心に誓う――…
必ず…海音を守ってみせる―…
そう誓えばゆっくりと海音から離れて軽く髪にキスを落とせば部屋を後にした。

