暫くたって漸(ヨウヤ)くハルウは二人に話す ことを決めて重たい口を開き話し出した。 「――という訳です」 暫くたち話終えると二人もやはり昨日の ハルウと同じよう考えたまま沈黙が流れる。 「…まあ私は気にしません」 「私も問題ありません」 ロイスとレクノの返答に安堵の溜息をもらす ハルウを見て二人は少し微笑む。 「…ですが、一度は会わせて頂戴」 ロイスの言葉にレクノも頷くとハルウは 次は直ぐにしっかりと頷く。 無事問題が解決したことに安心すると ハルウは直ぐに部屋をあとにした。