「…海音?」 「ハルウ様」 海音のことを見かけたのは稽古終わりの ハルウ。 海音の持っているものを見て少し沈黙が 流れるものの次の瞬間には笑いだした。 これには侍女も海音もきょとんとしている。 「本当に面白いね…でも。あまり侍女達を 困らせてはいけないよ?」 ハルウに注意されると少し頬を膨らませて からふふっと微笑みはい、と返事をして 手を降ってまた侍女と走り去っていった。 「まったく面白い子だよ…」 昨日の話など既に受け入れハルウは海音の 天真爛漫な性格にまた笑みを溢した。