ことんと胸に寄りかかりスウスウと心地
好さそうに眠る海音。
まったく…異世界から来たとは。
でも人間とはねえ…
海音の話を思い出して困ったように眉を
下げるハルウ。
ハルウのいる世界は神を崇める世界。
天界―魔界―そして地上界。
天界は天族
魔界は魔族
地上界は人族
ハルウのいる世界は何とも微妙なもので
天界に最も近いが天界ではない―…
魔界と天界との接触を避けるように
創られた世界…とでも言うようなもの。
なのに…そこに人間が入るなんて…
そこまで考えてハルウは軽く溜息をはく
ものの海音の寝顔を見て頬を緩める。

