「綺麗な場所…」
思わずうっとりとして目を細め微笑む海音。
三人がついた中庭は城のなかでも最も
美しいと言われる庭でありそこはまるで
楽園のような場所。
「ここは王家の者が許した人しか入れない
中庭なんだ、ゆっくりしていってね?」
レオの言葉に嬉しそうに頬を緩めて頷く
海音につられて二人も頬を緩める。
暫くたってクレハがお茶の支度が終われば
席について優雅にお茶会が始まる。
「そう言えば…二人は仲が良いのね」
羨ましい…と続けて海音が言えば二人は
軽く目をあわせて微笑む。
「この前までクレハは僕の侍女だったんだ。
年も近いし…だから仲が良いのかもね」
その言葉にクレハは少し微笑んでから
照れ隠しのように少し俯く。

