「ああ…今日から海音の侍女になる者だ」
そこまで言うとハルウの前にくるよう
促せばおずおずと顔を出す侍女。
胸下あたりまである薄い茶色の髪をした
取り立てて可愛いわけではないが彼女の
纏う雰囲気は朗らかで可愛らしいと言う
印象の少女である。
「お早うございます、私今日からお世話を
させて頂きますクレハと申します」
海音と同い年くらいのクレハに親近感が
わいたのか寝台から降りるとクレハの
目の前までむかう海音。
「私は海音、仲良くしてね?」
少し戸惑いの色を見せたもののチラリと
ハルウを見て頷けば嬉しそうに海音に
はい!!と返事をしたクレハ。

