「今日はもうお休み下さい、明日また こちらの部屋に伺いますので…では」 そう言ってパタンと閉まった扉に海音は 一瞬顔を歪めた。 どうせ…いつも一人なんだ。 ふと思った言葉に先程までの軽い心は一瞬 で消え去りどす黒い感情に支配される。 のそのそとソファーまでたどり着けば どさっと寝転がりもやもやとした気持ちの まま静かに瞼を閉じた。